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# OSアップデート戦略: OS延期制限とManaged OS

> 延期制限やManaged OSなど、Iru EndpointのOSアップデート戦略を比較します。Appleデバイスのフリートに適したアプローチを選択します。

<Callout icon="apple" color="#B84A7A" iconType="regular">このガイドはAppleデバイスに適用されます</Callout>

### OSアップデート戦略について

Iru Endpointは、ソフトウェアアップデートの延期とManaged OSを使用して、監視対象のAppleデバイスのオペレーティングシステム(OS)アップデートを管理します。業務への影響を最小限に抑えながら、デバイスを安全かつ準拠した状態に保つことができます。

### 仕組み

Iru Endpointは、OSアップデートを管理するための3つの主要な戦略を提供します。

* **OSの延期** - 指定した期間アップデートを遅らせます
* **OSの制限** - 特定のアップデートを完全にブロックします
* **Managed OS** - アップデートを自動的に管理・適用します

これらの機能は、連携して機能するものと考えてください。

* **Managed OS** - デバイスで実行すべき最小のOSバージョンを設定します。
* **ソフトウェアアップデートの延期** - ユーザーに提供される最大のOSバージョンを設定します。

### ソフトウェアアップデートの延期について

ソフトウェアアップデートの延期により、ユーザーが手動で、または自動アップデートを通じてデバイスをアップデートする際に、どのOSアップデートを提供するかを制御できます。延期は**Software Update Library Item**を使用して構成します(手順ごとの構成については、[OSアップデートの延期と適用](/ja/endpoint/devices/device-configurations/apple/delay-and-enforce-os-updates)を参照してください)。延期期間(1\~90日)を設定することで、ユーザーが最新のOSリリースをすぐにインストールできないようにします。この「上限」により、新しいOSバージョンを広く展開する前に環境でテストし、互換性と安定性を確保できます。ユーザーには、定義した延期ポリシーの範囲内にあるアップデートのみが表示されます。

<Note>
  Apple Restrictions Library Itemの**Defer software updates**オプションは、iOS 27、iPadOS 27、tvOS 27、macOS 27で非推奨になりました。代わりにSoftware Update Library Itemを使用してください。
</Note>

**例:** 30日間の延期を設定すると、ユーザーにはアップデートのリリースから30日後までそのアップデートが表示されません。

OSリリースをテストすることの重要性については、ブログ記事[How and Why You Should Be Testing Apple's Next Operating Systems Now](https://www.kandji.io/blog/testing-prerelease-operating-systems-apple)をご覧ください

### Managed OSの役割

ソフトウェアアップデートの延期はユーザーによるデバイスのアップデートに依存しますが、Managed OSは最小のOSバージョンを適用することでコンプライアンスを確保します。Managed OSはフリートを能動的に監視し、古いソフトウェアを実行しているデバイスを特定し、アップデートをローカルにキャッシュし、ユーザーにアップデートを促し、さらにアップデートのプロセスを自動的に実行することもできます。これは「下限」として機能し、すべてのデバイスが指定したOS要件を満たすことを保証します。

### ソフトウェアアップデートの延期とManaged OSの組み合わせ

たとえば、次の戦略を実施するとします。

* **ソフトウェアアップデートの延期:** 30日に設定します。これにより、Appleの新しいリリースをテストするための1か月の期間が得られます。
* **Managed OS:** Appleのリリースから3か月(90日)後に新しいアップデートを自動的に適用するように構成します。

このシナリオでは、OSアップデートの「上限」は30日、「下限」は90日です。

* ユーザーは、検証済みのリリースを入手できることを知ったうえで、独自にデバイスをアップデートできます。
* 本番環境向けのOSアップデートを検証して承認するための1か月の期間があります。
* ユーザーが90日を超えてアップデートを怠った場合は、Managed OSが自動的にデバイスを準拠状態にします。

この戦略は、ユーザーの自主性と組織のセキュリティのバランスを取り、安全で生産的な環境を提供します。ユーザーはワークフローに影響を与えることなく準拠したデバイスの恩恵を受け、管理者は組織のニーズが満たされていることを確認して安心できます。

### ソフトウェアアップデートの宣言とMDMについて

ソフトウェアアップデートの宣言は、従来のMDMコマンドやプロファイルと共存できます。宣言によって適用されるアップデートが常に優先されます。OSアップデート戦略を設計する際は、この点を考慮してください。

### Managed OSを使用する際の重要な考慮事項

macOS、iOS、iPadOS、tvOSでManaged OSを使用する場合、Managed OSが対象バージョンの宣言を送信した後は、Software Update Library Itemの延期ではアップデートをブロックできないことに注意してください。Managed OSは、適用しているアップデートについてそれらの延期を上書きします。

オプションの**適用を遅延**とともに**段階的な適用**を使用すると、適用日を変更せずに、その宣言が送信されるタイミングを(最大90日)遅らせることができます。その期間中、新しいOSバージョンをユーザーから非表示にしたい場合は、**適用を遅延**と一致するSoftware Update Library Itemの延期を組み合わせてください。**適用を遅延**がSoftware Updateの延期より短い場合でも、Managed OSは宣言が送信された時点で延期を上書きします。詳細については、**AppleプラットフォームのManaged OSについて**の[段階的な適用](/ja/endpoint/library/managed-os/understanding-managed-os-for-apple-platforms#rolling-enforcement)を参照してください。

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